- スプレッドが狭い海外FX業者はどこ?
- 海外FX業者が用意する口座タイプの中でスプレッドが狭いのは?
- スプレッドが狭い海外FX業者の特徴は?
本記事では、上記の疑問を解消するためにスプレッドが狭い海外FX業者を10社ピックアップし、それぞれの数値を比較しました。
海外FXのスプレッドは業者や口座タイプによって異なるため、事前に各社のリアルな数値や特徴を知っておくことが大切です。
スプレッドが狭いおすすめの海外FX業者10社の魅力と口座タイプの種類もわかるので、ぜひ参考にしてみてください。
スプレッドが狭いおすすめの海外FX業者トップ3を、以下の表にまとめています。
海外FX | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|
|
公式サイト | |
|
公式サイト | |
|
公式サイト |
海外FXのスプレッド・手数料比較一覧表
当記事では、海外FX業者10社のドル円・ユーロ円・ユーロドルのスプレッドを一覧表にまとめました。
なお、海外FX口座は内部の注文方式によってSTP口座とECN口座の2つに大別されます。
以下では、各社が用意するSTP口座とECN口座ごとのスプレッドを比較しました。
口座種類名 | 特徴 |
---|---|
STP口座 |
|
ECN口座 |
|
STP口座のスプレッド・手数料比較一覧表
以下は、各海外FX業者のSTP口座におけるスプレッド比較表です。
ドル円スプレッドの平均値は1.5pips前後、ユーロ円は1.8pips前後、ユーロドルは1.1pips前後となっています。
ECN口座のスプレッド・手数料比較一覧表
以下は、各海外FX業者のECN口座におけるスプレッド比較表です。
中には、スプレッドが0.0pipsとなっている海外FX業者もありますが、ECN口座の場合は基本的に取引手数料が別で設定されています。
そのため、スプレッドの幅だけでなく取引手数料との合計額を考慮することが重要です。
スプレッドが狭い海外FX業者を選ぶときのポイント
以下では、スプレッドの狭さを重視して海外FX業者を選ぶときのポイントを解説します。
- 取引スタイルに合ったスプレッドの業者を選ぶ
- 取引を希望している通貨ペアのスプレッドで選ぶ
- 約定力が高い業者を選ぶ
取引スタイルに合ったスプレッドの業者を選ぶ
海外FXに挑戦する際は、自分の取引スタイルを理解した上で海外FX業者を選ぶことが大切です。
たとえば、ある程度値動きが活発な銘柄のスプレッドが0.1〜0.5pips前後なら、数分程度の時間で利益を出せることもあります。
短時間でのスキャルピングトレードを目指す方は、スプレッドが狭い海外FX業者を選んだ方が良いといえるでしょう。
一方、数時間以上のスパンで注文を保有する場合には、上記ほどスプレッドが狭くなくても勝負できます。
スプレッドの狭さ以外に、魅力的な取引条件(レバレッジや約定力など)を揃えている海外FX業者があれば、自分の取引スタイルと合わせた上でどちらを選ぶか決めてみてください。
取引を希望している通貨ペアのスプレッドで選ぶ
メインで取引する通貨ペアのスプレッドを事前に確認しておくことも重要です。
海外FX業者のスプレッドを比較するとき、よく基準に挙げられるのはドル円やユーロドルといったメジャー通貨ペアです。
しかし、自分が他の通貨ペアで勝負したい場合には、その通貨ペアのスプレッドをチェックしておく必要があります。
ドル円やユーロドルのスプレッドは狭くても、他のマイナー通貨ペアのスプレッドは広く設定されていることもしばしばです。
また、同じ海外FX業者でも利用する口座タイプによってスプレッドは異なるため「口座タイプ」と「スプレッド(+取引手数料)」はセットで確認しましょう。
約定力が高い業者を選ぶ
海外FX業者を選ぶときは、約定力の高さもチェックすることをおすすめします。
約定力とは、自分が注文してから実際にその注文が確定するまでの時間や確率を指すFX用語です。
どれだけスプレッドが狭くても、約定力が低ければ意図した通りに注文が通らず利益を得られません。
また、約定力が低いと自分にとって不利な価格で注文が通ってしまうこともあります。
特に、スキャルピングトレードのような瞬間的に利益を出すタイプの取引では、約定力が重要です。
デモ口座が用意されている海外FX業者なら、事前に約定力を確かめられるので利用してみてください。
※デモ口座とリアル口座では約定力に若干の差が出る可能性もあります。デモ口座はあくまで基本的な約定力と注文のしやすさのチェックに使いましょう。
海外FXスプレッド比較ランキング|おすすめ10社を解説
以下では海外FX業者10社のスプレッドやおすすめ口座タイプ、主な特徴を紹介します。
海外FX業者 | 特徴 | 公式サイト |
|
公式サイト | |
|
公式サイト | |
|
公式サイト | |
|
公式サイト | |
|
公式サイト | |
|
公式サイト | |
|
公式サイト | |
|
公式サイト | |
|
公式サイト | |
|
公式サイト |
Exness|ロースプレッド口座
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY(ドル円) | 0.0pips |
EURJPY(ユーロ円) | 0.6pips |
EURUSD(ユーロドル) | 0.0pips |
GBPUSD(ポンドドル) | 0.1pips |
XAUUSD(ゴールドドル) | 5.2pips |
Exnessには、スプレッドが非常に狭い3つのプロ口座が用意されています。
上記は、ロースプレッド口座のスプレッド表です。
片道3〜3.5ドル(一部銘柄1.75ドル)の取引手数料がかかるものの、ドル円やユーロドルの最小スプレッドが0.0pipsになっている点は魅力的といえます。
また、以下の条件を満たすことで無制限レバレッジが使えるところもExnessの特徴です。
- 口座残高1,000ドル未満
- 合計10回以上の取引
- 合計5ロット(50万通貨)以上の取引
なお、Exnessならスタンダードタイプの口座でも狭いスプレッドで勝負できます。
Exnessの基本情報
最大レバレッジ | 無制限レバレッジ(または2,000倍) |
---|---|
取引手数料 |
|
ゼロカットシステム | あり |
ロスカット水準 | 0% |
スキャルピング | 可能 |
自動売買 | 対応 |
保有ライセンス | ・セーシェル金融庁(FSA) ・キュラソーおよびシント・マールテン中央銀行(CBCS) ・英領バージン諸島金融サービス委員会(FSC) |
日本語対応 | 対応あり(平均的なレベル) |
設立 | 2008年 |
運営会社 | Exness (SC) Ltd社 |
公式サイト | 公式サイト |
XMTrading|KIWAMI極口座
出典:https://www.xmtrading.com/jp/
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY(ドル円) | 0.9pips |
EURJPY(ユーロ円) | 1.4pips |
EURUSD(ユーロドル) | 0.8pips |
GBPUSD(ポンドドル) | 0.9pips |
XAUUSD(ゴールドドル) | 1.9pips |
XMTradingには、特徴の異なる4つの口座タイプがあります。
その中でも、特におすすめするのはスプレッドが狭い上に取引手数料がかからない「KIWAMI極口座」です。
一般的に、低スプレッドタイプの口座には、取引手数料が別途設定されています。
しかし、XMTradingのKIWAMI極口座には、取引手数料がかかりません。
取引にかかるコストは、上記のスプレッドのみなので、トレーダーは有利な環境で勝負できます。
また、低スプレッドタイプの口座でも最大1,000倍のレバレッジを使える点が、XMTradingをおすすめする理由です。
XMTradingの基本情報
最大レバレッジ | 1,000倍 |
---|---|
取引手数料 |
|
ゼロカットシステム | あり |
ロスカット水準 | 20% |
スキャルピング | 可能 |
自動売買 | 対応 |
保有ライセンス |
|
日本語対応 | 対応あり(非常に優れている) |
設立 | 2009年 |
運営会社 | Tradexfin Limited |
公式サイト | 公式サイト |
AXIORY|ナノ/テラ口座
出典:https://www.axiory.com/jp
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY(ドル円) | 0.3pips |
EURJPY(ユーロ円) | 0.2pips |
EURUSD(ユーロドル) | 0.1pips |
GBPUSD(ポンドドル) | 0.3pips |
XAUUSD(ゴールドドル) | 2.1pips |
AXIORYは、全体的に狭いスプレッドと安定した約定力を特徴とする海外FX業者です。
選べる口座タイプは4つで、中でもナノ/テラ口座はスプレッドの狭さを魅力としています。
AXIORYは、メジャー通貨ペア以外のスプレッドも狭いので、マイナー通貨ペア狙いの方におすすめです。
そして、ナノ/テラ口座でも最大1,000倍のレバレッジが使えるため、少額からボリュームのある注文を通せます。
なお、ナノ/テラ口座の取引手数料は往復6ドルとなっていますが、海外FX業者は手数料の相場が往復6~9ドルであるため、安い部類とといえます。
AXIORYの基本情報
最大レバレッジ | 2,000倍 |
---|---|
取引手数料 |
|
ゼロカットシステム | あり |
ロスカット水準 | 20% |
スキャルピング | 可能 |
自動売買 | 対応 |
保有ライセンス |
|
日本語対応 | 対応あり(平均的なレベル) |
設立 | 2011年 |
運営会社 | Axiory Global Limited |
公式サイト | 公式サイト |
iFOREX|エリート口座
出典:https://www.iforex.jpn.com/
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY(ドル円) | 1.2pips |
EURJPY(ユーロ円) | 1.8pips |
EURUSD(ユーロドル) | 0.9pips |
GBPUSD(ポンドドル) | 1.3pips |
XAUUSD(ゴールドドル) | 4.1pips |
iFOREXは、25年以上の運営実績を誇る老舗の海外FX業者です。
選べる口座タイプは「エリート口座」のみとなりますが、狭いスプレッドかつ取引手数料0円という条件で勝負できます。
取引手数料が発生する他社の低スプレッド口座と比較した場合、ユーロドルの取引コストが安い点は大きな魅力といえるでしょう。
また、iFOREXのエリート口座は株式取引や仮想通貨取引にも対応しています。
通貨ペアFX以外の投資にも興味がある方は、iFOREXをチェックしてみてください。
iFOREXの基本情報
最大レバレッジ | 400倍 |
---|---|
取引手数料 | 無料 |
ゼロカットシステム | あり |
ロスカット水準 | 0% |
スキャルピング | 不可 |
自動売買 | 非対応 |
保有ライセンス |
|
日本語対応 | 対応あり(優れてはいない) |
設立 | 1996年 |
運営会社 | Formula Investment House B.O.S. Ltd. |
公式サイト | 公式サイト |
TitanFX|ゼロブレード口座
出典:https://titanfx.com/jp
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY(ドル円) | 0.33pips |
EURJPY(ユーロ円) | 0.74pips |
EURUSD(ユーロドル) | 0.2pips |
GBPUSD(ポンドドル) | 0.57pips |
XAUUSD(ゴールドドル) | 2.11pips |
TitanFXは、高速の約定力を特徴とする海外FX業者です。
口座タイプは、スタンダード・ブレード・マイクロ口座の3つで、中でもスプレッドが狭いのはブレード口座となります。
ブレード口座は、各通貨ペアのスプレッドが安定して狭く、取引手数料も往復7ドルと比較的低めです。
また、日本語でのサポート力が高い点もTitanFXをおすすめする理由として挙げられます。
公式サイトは非常に見やすく、不明点があれば日本語ライブチャットで解決してくれるため初心者向きの海外FX業者といえるでしょう。
使えるレバレッジは500倍とやや小さいものの、ロスカットリスクが少ない取引ができます。
TitanFXの基本情報
最大レバレッジ | 500倍 |
---|---|
取引手数料 |
|
ゼロカットシステム | あり |
ロスカット水準 | 20% |
スキャルピング | 可能 |
自動売買 | 対応 |
保有ライセンス |
|
日本語対応 | 対応あり(優れている) |
設立 | 2014年 |
運営会社 | Titan FX Limited |
公式サイト | 公式サイト |
BigBoss|プロスプレッド口座
出典:https://www.bigboss-financial.com/
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY(ドル円) | 1.0pips |
EURJPY(ユーロ円) | 1.0pips |
EURUSD(ユーロドル) | 0.5pips |
GBPUSD(ポンドドル) | 0.9pips |
XAUUSD(ゴールドドル) | 4.0pips |
BigBossは、最大2,222倍のレバレッジが使える海外FX業者です。
また、通貨ペアFX以外に仮想通貨の取引にも優れている点、ユニークなボーナスキャンペーンを定期的に実施している点が主な特徴として挙げられます。
BigBossの口座タイプは全4種類で、中でもスプレッドが狭いのは「プロスプレッド口座」です。
上記の通り、ユーロドルやポンドドルといった米ドル絡みの通貨ペアなら狭いスプレッドで勝負ができます。
なお、BigBossの取引手数料は往復9ドルであるため、その点を考慮した上で注文を出しましょう。
BigBossの基本情報
最大レバレッジ | 2,222倍 |
---|---|
取引手数料 |
|
ゼロカットシステム | あり |
ロスカット水準 | 20% |
スキャルピング | 可能 |
自動売買 | 対応 |
保有ライセンス |
|
日本語対応 | 対応あり(平均的なレベル) |
設立 | 2013年 |
運営会社 | Big Boss Holdings Company Limited |
公式サイト | 公式サイト |
HFM|プロ口座
出典:https://www.hfm.com/int/jp/
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY(ドル円) | 1.1pips |
EURJPY(ユーロ円) | 0.6pips |
EURUSD(ユーロドル) | 0.6pips |
GBPUSD(ポンドドル) | 0.6pips |
XAUUSD(ゴールドドル) | 0.16pips |
HFMは、特徴の異なる5つの口座タイプとコピートレードサービスを提供している海外FX業者です。
スプレッドが極端に狭いゼロ口座(ECN口座)もありますが、ここでおすすめするのは取引手数料がかからない「プロ口座」となります。
ゼロ口座では、往復6ドルの取引手数料がかかりますが、プロ口座では取引手数料がかかりません。
取引コストはスプレッドのみなので、初心者にとっても使いやすい口座タイプといえます。
また、HFMのプロ口座は最大レバレッジが2,000倍です。
他社を含め、低スプレッドタイプの口座の中では使えるレバレッジが大きく設定されています。
HFMの基本情報
最大レバレッジ | 2,000倍 |
---|---|
取引手数料 |
|
ゼロカットシステム | あり |
ロスカット水準 | 20% |
スキャルピング | 可能 |
自動売買 | 対応 |
保有ライセンス |
|
日本語対応 | 対応あり(平均的なレベル) |
設立 | 2010年 |
運営会社 | HF Markets (SV) Ltd |
公式サイト | 公式サイト |
Tradeview|ILC口座
出典:https://www.tradeviewforex.com/ja/
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY(ドル円) | 0.6pips |
EURJPY(ユーロ円) | 0.9pips |
EURUSD(ユーロドル) | 0.3pips |
GBPUSD(ポンドドル) | 0.5pips |
XAUUSD(ゴールドドル) | 1.6pips |
Tradeviewは、MT4・MT5に加えてcTraderにも対応している海外FX業者です。
スキャルピングや自動売買など、様々な取引方法を自由に使える点が大きな特徴となっています。
Tradeviewで選べる口座タイプは2つで、そのうちスプレッドが狭いのは「ILC口座」です。
ILC口座の取引手数料は往復5ドルと非常に安く、短期売買メインの方にとっては取引しやすい環境といえます。
ただし、使えるレバレッジが500倍でロスカット水準が100%である点は考慮しなければなりません。
Tradeviewの基本情報
最大レバレッジ | 500倍 |
---|---|
取引手数料 |
|
ゼロカットシステム | あり |
ロスカット水準 | 100% |
スキャルピング | 可能 |
自動売買 | 対応 |
保有ライセンス |
|
日本語対応 | 対応あり(優れてはいない) |
設立 | 2004年 |
運営会社 | Tradeview LTD |
公式サイト | 公式サイト |
TradersTrust|VIP口座
出典:https://traders-trust.com/ja/
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY(ドル円) | 0.0pips |
EURJPY(ユーロ円) | 0.0pips |
EURUSD(ユーロドル) | 0.0pips |
GBPUSD(ポンドドル) | 0.0pips |
XAUUSD(ゴールドドル) | 0.1pips |
TradesTrustは、特徴が異なる3つの口座タイプを用意している海外FX業者です。
スプレッドが狭いのは「プロ口座」と「VIP口座」の2つとなりますが、VIP口座なら取引手数料3ドル(往復)の条件でトレードできます。
VIP口座を開設するには、初回入金額として50万円(または別通貨における相当額)が必要となるものの、上記の通りスプレッドも非常に狭いため、本格的に海外FXで稼ぐなら挑戦する価値がある口座といえるでしょう。
また、VIP口座は使えるレバレッジが3,000倍である点もおすすめポイントです。
大きなレバレッジと多額の残高で勝負したい方はTradesTrustを選んでみてください。
TradesTrustの基本情報
最大レバレッジ | 3,000倍 |
---|---|
取引手数料 |
|
ゼロカットシステム | あり |
ロスカット水準 | 20% |
スキャルピング | 可能 |
自動売買 | 対応 |
保有ライセンス |
|
日本語対応 | 対応あり(平均的なレベル) |
設立 | 2009年 |
運営会社 | TTCM Traders Capital Limited |
公式サイト | 公式サイト |
IC Markets|ローススプレッド口座
出典:https://www.icmarkets.com/global/en/
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
USDJPY(ドル円) | 0.14pips |
EURJPY(ユーロ円) | 0.3pips |
EURUSD(ユーロドル) | 0.02pips |
GBPUSD(ポンドドル) | 0.23pips |
XAUUSD(ゴールドドル) | 1.083pips |
IC Marketsは、スタンダード口座とロースプレッド口座のほか、cTrader専用の口座タイプも提供している海外FX業者です。
上記でスプレッドを紹介しているのは通常のロースプレッド口座で、取引手数料は往復7ドルとなります。
cTrader専用の口座タイプも同じようにスプレッドが狭く、取引手数料も往復6ドルと若干低めの設定です。
そのため、MT4にこだわりがない方であればcTrader口座を作るのも推奨できます。
ただし、IC Marketsは今のところ日本語にほとんど対応していないので、ある程度の英語力と海外FXの知識が必要です。
IC Marketsの基本情報
最大レバレッジ | 1,000倍 |
---|---|
取引手数料 |
|
ゼロカットシステム | あり |
ロスカット水準 | 50% |
スキャルピング | 可能 |
自動売買 | 対応 |
保有ライセンス |
|
日本語対応 | 対応なし |
設立 | 2007年 |
運営会社 | Raw Trading Ltd |
公式サイト | 公式サイト |
【通貨別】スプレッドが狭い海外FX業者のおすすめランキング
以下では、通貨ペアごとにスプレッドが狭い海外FX業者を紹介します。
ドル円・ユーロ円・ユーロドル・ポンドドル・ゴールドドルの取引におすすめの海外FX業者を知りたい方は、以下をご覧ください。
USDJPY(ドル円)のおすすめ海外FX業者
海外FX業者 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|
|
公式サイト | |
|
公式サイト | |
|
公式サイト |
ドル円は、日本人トレーダーにとって馴染みのある通貨ペアです。
海外FXのSTP口座における平均的なスプレッドは1.5pips前後となりますが、上記3社は1.2pips程度のスプレッドでドル円の取引ができます。
また、ECN口座では最小スプレッドが0.0pipsになる業者もあるため、スキャルピング向きの通貨ペアです。
EURJPY(ユーロ円)のおすすめ海外FX業者
海外FX業者 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|
|
公式サイト | |
|
公式サイト | |
|
公式サイト |
ユーロ円の取引におすすめの海外FX業者はAXIORY・TitanFX・BigBossの3社です。
中でも、AXIORYのナノ/テラ口座はユーロ円スプレッドが最小0.2pipsと業界トップクラスの狭さを誇ります。
また、取引手数料も往復6ドルなので、スプレッドが狭いタイミングであれば合計1.0pips以下でユーロ円の取引が可能です。
AXIORYと同じくスプレッドの狭さと取引手数料の安さで選ぶならTitanFX、次点でBigBossをおすすめします。
EURUSD(ユーロドル)のおすすめ海外FX業者
海外FX業者 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|
|
公式サイト | |
|
公式サイト | |
|
公式サイト |
世界でもっとも多く取引されている通貨ペアが、ユーロドルです。
流通量が多く値動きが安定しているため、スプレッドがそれほど広がらない特徴があります。
ユーロドルを取引するなら取引手数料がかからないiFOREXがおすすめです。
次いで、最小スプレッドが0.0pipsとなるExness、STP口座・ECN口座ともにスプレッドが狭いAXIORYの利用を推奨します。
GBPUSD(ポンドドル)のおすすめ海外FX業者
海外FX業者 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|
|
公式サイト | |
|
公式サイト | |
|
公式サイト |
英国のポンドは、値動きが激しいことで知られる通貨です。
ポンドドルもチャートが活発に動きやすいため、スプレッドを広めに設定する海外FX業者が多く見られます。
その中で、平均1.0pips前後のコストで取引できるのがExness・HFM・XMTradingです。
Exnessは最小スプレッドが0.1pipsと低く、HFMとXMTradingはそれぞれ取引手数料なしの低スプレッド口座を提供しています。
XAUUSD(ゴールドドル)のおすすめ海外FX業者
海外FX業者 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|
|
公式サイト | |
|
公式サイト | |
|
公式サイト |
ゴールドドルの取引におすすめしたい海外FX業者は、XMTrading・TitanFX・HFMの3社です。
ゴールドは値動きが激しく、少量の注文でも大きな損益になりやすい特徴があります。
XMTradingのKIWAMI極口座は、スプレッドが狭い上に取引手数料がかかりません。
TitanFXは使えるレバレッジが500倍までなので、大きな損失を出しにくい環境といえます。
最大2,000倍のレバレッジが使えるHFMは、ゴールドドルのスプレッドが最小0.2pips前後という点が魅力的です。
どの海外FX業者も自分でレバレッジ倍率を変更できるので、ゴールドドルを取引する際はリスクも考えた上で倍率を決めましょう。
海外FXのスプレッドとは?
海外FXに限らず、スプレッドとは買値と売値の差額を表す数値のことです。
海外FX業者では、スプレッドを表すのに「pips」という単位が用いられます。
pipsとは、円や米ドル、英ポンドなど異なる通貨を統一するための共通単位のことです。
スプレッドは流動的なものであり、通貨ペアの動きに合わせて細かく変化します。
なお、スプレッドは注文した時点で発生するコストなので、手数料のようなものとして捉えられています。
スプレッドは「買値」と「売値」の差額を意味しており、例えば、2.0pipsのスプレッドで1ロットの取引をする場合、注文した時点で20ドルのコストが発生するためです。
ただし、固定で設定されている取引手数料とは異なり、スプレッドで差し引かれた分のマイナスは経費計上できません。
こうした性質からも多くのトレーダーは、スプレッドが狭い業者を選んでいます。
海外FXと国内FXのスプレッドの違い
以下では、海外FXと国内FXのスプレッドの違いを説明します。
- 海外FXの単位は「pips」、国内FXの単位は「銭」
- 海外FXは変動制が多く、国内FXは固定制
- 海外FXはECN口座・STP口座選択制が多く、国内FXは単一口座
海外FX業者と国内FX業者では設定しているスプレッドの幅や単位が異なるので、初めてFXに挑戦する方は以下で基礎知識を身につけましょう。
海外FXの単位は「pips」、国内FXの単位は「銭」
海外FX業者では、スプレッドを表すのに「pips」という単位を使います。
対して国内FX業者の単位は「銭」です。
- pipsは通貨ペアにおける最小単位を表す
- 円絡みの通貨ペアの場合は最小単位が「1円」ではなく「1銭」となる
たとえばドル円だと最小単位が1銭(0.01円)なので、1pips=0.01円となります。
仮に1ドルが150.123円の場合は「2(少数第二位)」のところが1pipsに該当する部分です。
1pips=1銭=0.01円のスプレッドが設定されているなら、それ以上の値動きが出ないと利益が得られません。
海外FXは変動制が多く、国内FXは固定制
海外FX業者の大半は変動制のスプレッドを採用しています。
対して、国内FX業者でよく見るのは固定制のスプレッドです。
変動性のスプレッドはチャートの値動きとともに変化し、主に以下のような特徴を持ちます。
・通貨ペアの価格変動幅が増すとスプレッドが拡大しやすくなる
・スプレッドが広がるのは重大な経済指標発表時や深夜帯が多い
海外FX業者は、トレーダーが支払うスプレッドが利益となります。
国内FX業者よりもスプレッドの幅が広いところはデメリットですが、その分を高倍率なレバレッジやボーナスなどで還元している点はメリットといえるでしょう。
一方、国内FX業者はトレーダーの損失が利益となるため、スプレッドを狭くして多くの顧客を募っている一面もあります。
海外FXはECN口座・STP口座選択制が多く、国内FXは単一口座
海外FX業者には大きく分けて、スプレッドが狭い代わりに取引手数料が生じるECN口座とスプレッドが広い代わりに取引手数料がかからないSTP口座の2つがあります。
どちらを選ぶかは設定されているスプレッドの幅と手数料額、トレーダーの考え方次第です。
ECN口座は、狭いスプレッドと高い約定力からスキャルピングやデイトレードを行いたい方に向いています。
一方でSTP口座は、中長期的に取引を行いたい方や取引コストを抑えたい方におすすめです。
対して国内FX業者の場合は基本的に単一の口座しか用意されていません。
選択の余地がないため、決められたスプレッドが必ずかかるデメリットがあります。
海外FXのスプレッドに関する注意点
以下では、海外FXのスプレッドに関する注意点をまとめました。
- ボーナスが充実している業者はスプレッドが広い傾向にある
- 公表しているスプレッドの数値は正しくない可能性がある
- スプレッドが狭くてもスリッページが発生する場合がある
- 口座ごとの取引手数料も確認する
スプレッドが広がりやすい海外FX業者の特徴やスプレッドと取引手数料の関係性などを解説しているので、ぜひご覧ください。
ボーナスが充実している業者はスプレッドが広い傾向にある
国内FXよりも基本のスプレッドが広い海外FXでは、ボーナスを充実させることで顧客を集める業者が多く見られます。
しかし、他社と比べてボーナス額が異常に高い海外FX業者は注意が必要です。
流動的かつ広いスプレッドを設定し、高めのボーナスにつられて集まってきたトレーダーから資金を回収しようとしている可能性も否定できません。
もちろん、ボーナスを提供している海外FX業者すべてが悪いわけではないため、過去の実績や口コミを参考にしながら信頼性の高い業者を選びましょう。
公表しているスプレッドの数値は正しくない可能性がある
海外FX業者では、基本的に変動制のスプレッドが採用されているため、自社ホームページで公開しているスプレッドとリアルタイムスプレッドが異なるケースが多々あります。
これは、変動制スプレッドの性質上で仕方のないことです。
しかし、あまりにもスプレッドの数値が乖離している場合には、故意に低いスプレッドを公表している可能性があります。
実際のスプレッド幅を確認するためには口座開設をおこない、MT4やMT5の気配値画面を見るのがおすすめです。
海外FXは、無料で口座開設できるので、リアルタイムスプレッドを確認するのに余計な費用はかかりません。
スプレッドが狭くてもスリッページが発生する場合がある
海外FXでは、スプレッドが狭くても、スリッページが発生し想定していたスプレッドで取引できなくなる可能性があります。
スリッページとは、注文した価格と実際に約定した価格に差が出る現象を指すFX用語です。
約定力が低いFX業者を利用していると、スリッページに悩まされることが増えます。
どれだけスプレッドが狭くても、大きなスリッページが発生してしまえば差額分だけマイナス(または利益の減少)が大きくなります。
そのため、あらかじめ約定力を確認しておくことも重要です。
なお、約定力の強さは業者が採用している注文方式やサーバーの質によって変わります。
サーバーの質に関しては確認が難しいところですが、注文方式は「NDD方式」を採用している業者を選びましょう。
口座タイプの特徴としてSTP口座やECN口座と明記されている場合は、NDD方式である可能性が極めて高く安心です。
FX取引は、外国為替相場が急変して取引の流動性が低下した場合には、スプレッドが広くなって意図した取引ができなくなったり、建玉の決済や新たな取引が困難になるおそれがあります。
引用:https://www.fsa.go.jp/ordinary/iwagai/
相場の状況によっては、希望する価格で注文が通らないリスクも出てきますが、上記のようなケースにおいてもNDD方式なら注文が通りやすいメリットがあります。
口座ごとの取引手数料も確認する
海外FX業者の多くは複数の口座タイプを用意しています。
中には、スプレッドの幅が国内FX並みに狭い口座もありますが、低スプレッドタイプの口座を開設する前には取引手数料の金額を確認しましょう。
スプレッドが狭くても取引手数料が高ければ実質的な取引コストは下がりません。
1ロットあたりの取引コストを計算する場合は、おおむね往復1ドル=0.15pipsとしてスプレッドに加算します。
たとえば、スプレッドが0.2pipsで取引手数料が往復6ドルなら「0.2 + 0.9=約1.1pips」「約1.1pips(0.011銭) ×10万通貨=1,100円程度」が合計の取引コストになるということです。
海外FXスプレッドに関するよくある質問
以下では、海外FXのスプレッドに関してよくある質問に答えます。
- 海外FXのスプレッドは広いですか?
- 海外FXのスプレッドはなぜ変動制が採用されていますか?
- 海外FXのスプレッドが広がるタイミングはいつですか?
- 海外FXのスプレッドと国内FXのスプレッドの違いはありますか?
- 海外FXのスプレッドはどこで確認できますか?
海外FX初心者の方は、以下も参考にしてください。
海外FXのスプレッドは広いですか?
国内FXと比較した場合、海外FXのスプレッドは広めに感じられます。
たとえば、ドル円のスプレッドを比べると、国内FXはおよそ0.2銭の業者が多く、海外FXは1.2〜1.8pips(銭)が平均的です。
ただし、海外FXでも低スプレッドタイプの口座を選べば0.0〜0.2pips(銭)程度のスプレッドで取引できます。
海外FXのスプレッドはなぜ変動制が採用されていますか?
海外FX業者が変動制のスプレッドを採用するのは、ボラティリティーの急激な高低により業者が大きな損失を回避するためです。
通貨ペアの価格は、様々な要因によって変化します。
ときには、一瞬で数十〜数百pipsの値動きを見せることもありますが、この際に固定制のスプレッドだと瞬間的に大きな損失を被ります。
変動制スプレッドは、トレーダーにとって不利な条件と考えられますが、その分をカバーする形で海外FX業者は大きなレバレッジや充実したボーナスをトレーダーに還元しているということです。
なお、大半の国内FX業者は固定制のスプレッドを採用していますが、突発的かつ例外的な値動きを見せた場合は海外FX業者と同じくスプレッドが広がるようになっています。
海外FXのスプレッドが広がるタイミングはいつですか?
海外FXで、スプレッドが広がる主なタイミングは以下の通りです。
- 重要な経済指標が発表される前後
- 突発的な経済事案が発生したとき
- 日本における深夜~早朝の時間帯
スプレッドは、価格の変動幅に合わせて広がる傾向にあります。
重大な経済指標の発表や経済事案の発生は通貨ペアの価格に影響を与えやすいため、同じタイミングでスプレッドも拡大するということです。
なお、日本における深夜〜早朝の時間帯は世界中の取引量が下がり、ひとつの大口注文で大きな値動きを起こしやすい状態となります。
そのため、急な価格変動に備える形で常時スプレッドが広がります。
海外FXのスプレッドと国内FXのスプレッドの違いはありますか?
海外FXと国内FXのスプレッドの主な違いは以下の通りです。
- 海外FXは変動制、国内FXは固定制であることが多い
- 一般的に国内FXのスプレッドの方が狭い
- 海外FXはSTP口座とECN口座を選べるところが多い
なお、海外FXのスプレッドは国内FXより広い傾向にあるものの、約定力に関しては国内FXより優れている業者が多く見られます。
海外FXのスプレッドはどこで確認できますか?
海外FXのスプレッドは業者の公式ホームページを見れば確認できます。
リアルタイムのスプレッドはMT4・MT5(または各社の取引ツール)内の気配値やチャート画面をご覧ください。
海外FXスプレッド比較ランキングまとめ
スプレッドが狭いおすすめの海外FX業者やその特徴を紹介してきました。
総合的におすすめしたい海外FX業者は、ExnessとXMTradingです。
Exnessは、全体的にスプレッドが狭く、無制限レバレッジといった際立つ魅力もあります。
一方で、XMTradingのおすすめするポイントはスプレッドが狭いだけでなく、取引手数料もかからないKIWAMI極口座を提供している点です。
また、通貨ペアFX以外に仮想通貨取引も検討している方にはBigBossをおすすめします。
当記事で取り上げた他の海外FX業者も利用するメリットがさまざまあるので、ぜひ自分に合う口座を見つけてみてください。
コメント